住用・笠利こども園完成

すみようこども園の全景

すみようこども園落成式では、園児たちがダンスを披露した

かさりこども園の全景

かさりこども園落成式のテープカット

子どもの成長と町の発展願う 奄美市

 奄美市の「すみようこども園」及び「かさりこども園」の落成式が19日、両こども園であった。各会場には、県議会議員や市議会議員、入園予定の園児や保護者らが参加し、待望の幼保連携型認定子ども園の完成を祝うとともに、子どもたちの健やかな成長と住用町及び笠利町の両町の発展を願った。

 「すみようこども園」は、2019年度の住用地区保育施設在り方検討委員会及び、21年度の住用地区保育施設等在り方基本方針策定委員会の協議を経て、25年3月着工した。4月からは、東城・住用・市の3へき地保育所を集約し運営される。午前10時に開始された式典は、4月から通園予定の園児たちのダンスでオープニング。設計・工事関係者らに感謝状が贈られた後、テープカットが行われた。安田壮平市長は「住用地区の子育て拠点として、いつまでも子どもたちの明るい声が響く住用町にしていくとともに、“しあわせの島”の実現につなげていくよう末永い運営に努めていく」などと述べた。式典後は、参加者らは振る舞い給食に舌鼓を打った。

 規模は、鉄筋コンクリート造平屋建て延べ床面積784・18平方㍍(建築面積901・84平方㍍)で定員40人。「子どもたちが、住用の豊かな自然環境の中で、人との出会いや交流を楽しみ成長し、奄美の歴史や文化を未来へつないでほしい」という願いを込め、木材を多用し、安心感と温もりと誰にも優しい子育て環境の整備に努めた。遊戯室や調理室、開放的なテラスなどを配置。総事業費は6億5930万4千円となっている。

 「かさりこども園」は、21年度の笠利地区公立保育施設等在り方基本方針及び、22年度の笠利地区新設認定こども園基本構想計画の策定を経て、25年2月着工した。4月からは、赤木名こども園と用安へき地保育所を集約し、27年度からは宇宿保育所も集約し運営される。午後2時に開始された式典は、4月から通園予定の園児たちの祝賀の歌でオープニング。設計・工事関係者らに感謝状が贈られた後、テープカットが行われた。安田市長は「多くの人に親しまれ、笠利町のシンボルとなる施設になることを期待する」などと述べた。式典後は、参加者らは施設見学を行った。

 規模は、鉄筋コンクリート造平屋建て延べ床面積1202・48平方㍍(建築面積1826・61平方㍍)で定員100人。「島の子どもたちを温かく育み、優しく寄り添い、未来へつなぐ、そんな“みんなのおうち”として愛される施設に」という願いを込め、奄美大島の伝統様式や気候風土から生み出された建物で、子どもの潜在能力を引き出す独創的な形態と豊かな内部空間が展開されている。遊戯室や調理室、2か所の園庭などを配置。総事業費は13億900万円となっている。