特別功労を受賞し誇らしげに見えるコクトくん
市制20周年特別功労
独占インタビューで
奄美市市制施行20周年記念式典で「特別功労」を受けた同市公式キャラクターのコクトくん。2013年に辞令を受けて以来、全国を駆け巡り、市の魅力を発信し続け、交流にも熱心に取り組んできた。
全国的にも極めて珍しいゆるキャラの表彰。受賞した本人(?)は、何を思い、未来に何を見据えているのか――。喜びを聞くべく奄美新聞が独占インタビューを試みた。普段〝寡黙(かもく)〟な彼が、受賞の喜びを饒舌(じょうぜつ)に語った。
「奄美市が20周年を迎え、とてもうれしいのだ。今回、特別功労を受けたこともうれしい限りだ。今後も市のために頑張っていくのだ。みんな応援頼むのだ」
第一声は、公務員(?)ならではの形式的なものだった。本音を聞き出すべくファッションの話題に変えてみた。
「服は3着目なのだ。20周年に向けて新調してもらって、とてもアクティブに動けるようになったのだ。肉体改造したのだ」
コクトくんが口にした〝肉体改造〟とは、ゆるキャラ技術の進歩によるもので、キャラの可動域が目覚ましく進化したとのことだった。
2次元空間で活動している「AIコクトくん」へ受賞の報告をしていないというので、奄美市公式ホームページから聞いてみた。
「ボクもコクトくんの活躍を聞くとうれしくなるのだ。ただ、特別功労の詳しい内容や評価ポイントなどは、ボクの前提データには入っていないのだ」
こちらはまだ、お堅い公務員(?)の答弁ぶりだった。しかし、AIは日々進化する。市民の質問に答え続けていけば、30周年にはAIコクトくんが表彰されるかもしれない。

