沖高生6人が成果報告

台湾派遣の様子を発表した沖高生たち(23日、知名町)

 

 

「話しかける勇気が大事」
台湾來義高校を訪問

 

 

 

 【沖永良部】沖永良部高校国際交流プログラムで台湾南部の來義高校に派遣された2年生6人による成果報告会が23日、同校体育館であった。帰国した生徒らは「異文化への関心が高まった」「話しかける勇気が大事」と語った。

 派遣されたのは、丸山陽嘩さん(17)、永野彩奈さん(17)、冝喜心さん(17)、池田瀬流さん(17)、松瀬真甫さん(16)、長野咲恵さん(17)の6人。

 今月8~14日の日程で、來義高校(生徒数約340人)の生徒の大部分を占める台湾の原住民族・パイワン族の文化に触れた。

 報告会では、來義高校で開かれた歓迎会や粟(あわ)畑での農業体験、パイナップルケーキ作り、自転車でフィールドワークをした様子などを発表。訪問した老人ホームでは「施設を利用するお年寄りが日本語を話せることに驚いた。パイワン族が結婚式などおめでたい時に踊る伝統的なダンスを教えてくれて一緒に踊った」と話した。

 このほか、パイワン族がユリの花を大事にしていることや、5年に1度開催される「5年祭」が行われる場所を見て回ったと説明し「自分の文化や伝統を大事にしている民族で、次の時代につなげていこうという強い思いが伝わった」と報告した。

 最後に今回の派遣を通して「笑顔やジェスチャーで気持ちが通じたが、言葉が分かればさらに深い話ができると感じた」「高校生のうちに国際交流をできたことは大きい。多くの生徒に体験してほしい」などと感想を述べた。

 來義高校の生徒3人と同部屋で寝泊まりしたという池田さんは「ワールドベースボールクラシックやアニメの話で盛り上がった。言いたいことが伝わった時は、とてもうれしかった。今回の体験は自分にとってメリットしかない」と話した。

 5月には來義高校の生徒17人と教員3人が沖高を訪れる予定。