副市長に則氏(元龍郷町副町長)

4月1日付で副市長に就く、則敏光氏

「職員とのコミュニケーション期待」
市議会同意

 奄美市議会は26日、3月定例会最終本会議があり、元市役所職員で元龍郷町副町長の則敏光氏(70)を副市長に任命する人事案を全会一致で同意した。副市長の任期は4月1日から4年間。

 則氏は大島高校卒で、中央大学経済学部を卒業後、臨時職員を経て1981年3月名瀬市役所に入庁。企画管理室人事秘書課を振り出しに、奄美市制では総務部財政課長、産業振興部商水情報課長、奄美群島広域事務組合事務局長、市民部長などを歴任し、2016年3月に定年退職。17年11月から25年11月まで2期8年にわたり、龍郷町副町長を務めた。

 安田壮平市長が則氏の選任案を議会に諮ったことに対し、竹山耕平議員(自民党新政会)が、①理想の副市長像②外部人材の登用から市職員経験者と立ち位置の違う選任となった理由と職務執行への期待③組織への影響及びマネジメント―について質問。安田市長は「私自身が行政職員としての経験がなく副市長は、行政の経験豊富なプロとしての存在を期待するとともに、パートナーであり良き相談者であってほしい」とし、「諏訪哲郎副市長により県との連携・協力はかなり進んだ。則氏には職員とのコミュニケーションやマネジメントを期待する」などと述べた。

 議会の同意を得た則氏は「基礎自治体が強くならないと国全体は強くならない。基礎自治体の自治会や町内会、集落を活性化することが基礎自治体を強くする」とし、「市民福祉の向上と“しあわせの島”実現のため、市民の意見を真摯(しんし)に聞きながら、それを支えて、支えて、支えて、支えていきたい」と抱負を語った。