アマンデー「ゆらおう祭り」

アマンデー「ゆらおう祭り」

参加者らは歌や余興など時間を忘れ楽しんだ

 
地域住民と時間忘れ楽しむ

 医療法人碧山会・介護福老人保健施設アマンデー(佐野常男施設長、入所者70人)は七夕の7日、同所の毎年恒例となった「ゆらおう祭り」を奄美市笠利町の同所で行った。入所者らは、祭り用のベレー帽をめかし込み、地域住民らと歌や踊りに時間を忘れて楽しみ、余興やゲームで元気に笑った。

 祭りは、同所が日頃の感謝を込めて、地元集落の人などを招き行うもので、今年で15回目。会場は、提灯や電飾などが飾りつけられ、職員手作りの飲食ブースが並ぶなど、夏の風物詩を演出。入所者らも、男性は青、女性は赤の祭り用ベレー帽を身に付け、地域の人を出迎えた。

 祭りでは、節田小学校児童のアマンデー太鼓や奄美フォークダンスクラブがにぎやかに踊りや演奏を披露。入所者や職員、集落住民なども一緒に歌を歌い、大きな手拍子や拍手が会場を盛り上げた。

 抽選会では、当選番号が発表されるたびにみんなで一喜一憂。自転車や掃除機など豪華景品を笑顔で抱え、持ち帰った。

 最後は、節田集落会が自慢の八月踊りで、輪になり全員一緒で熱狂。入所者からは「楽しかった」「良かった」など喜ぶ声が聞こえた。

 節田集落から来た50代女性は「年に一度のイベント。みんなで楽しむことができて良かった」と喜んだ。