JA大島事業本部・24年度産タンカン

大和村防災センターで行われたタンカン出荷販売反省会

共販実績75㌧、前年度比5・4%減
秀・優品大幅減 悪天候や食被害影響か

 JAあまみ大島事業本部生産部会連絡協議会果樹部会(大海昌平会長)主催の2024年度産「タンカン出荷販売反省会」が1日、大和村防災センターで始まった。出荷(共販)実績は75・4㌧(前年度比5・4%減)で、当初計画した68・6㌧は上回ったものの、悪天候や食被害の影響などで製品率が低下。秀品、優品の割合も例年を大幅に下回るなど、農家の手取り額は減少した。

 取り扱い実績の数量は、製品52・9㌧(前年度62・5㌧)、外品22・5㌧(同17・1㌧)で、前年度と比べ製品化率は低下。1㌔あたりの価格は、製品608円(同626円)、センサー外品216円(同162円)で、手取り額が減った。

 今期は1月25日に選果が始まり、3月10日に終了。階級比率は、秀品2・7%(前年度17・7%)、優品13・9%(29・2%)、良品53・6%(31・6%)、外品29・8%(21・6%)。販売総額は3589万円で、前年度の4117万円を下回った。

 同部会の報告によると、着果から生育までは良好だったものの、成熟する10月以降は台風や降雨、高い夜温などが影響し、状況は一変。1月下旬以降は、ヒヨドリの襲来で被害が出るなど、規格外品が大きく増えた。

 反省会では、需要はあるものの量が集まらない共販などが課題に挙がり、意見を交わした。農家や指導者からは「共販のメリットの周知が必要」「(選果の)データに基づいた処方箋を出すなり、個別指導などをもっと突っ込んでいくべき」といった意見も出た。

 支所別実績は、▽名瀬34・5㌧(計画22・1㌧)▽笠利0・5㌧(同0・8㌧)▽住用9・9㌧(同9・2㌧)▽龍郷5・6㌧(同7・7㌧)▽大和10・5㌧(同12・6㌧)▽宇検5・8㌧(同8・0㌧)▽瀬戸内8・3㌧(同7・6㌧)。選果場持ち込み数量は、共販75・3㌧、委託155・5㌧だった。