万博で特製化粧まわしを着用

化粧まわしを制作した重山さん(右)とお披露目した瀬戸内少年相撲クラブの児童生徒、町役場職員ら(7月28日、古仁屋中学校相撲道場)

町と相撲の魅力発信
名所や風景デザイン 瀬戸内町

 大阪・関西万博で3日、大相撲万博場所(夏巡業)が開催され、翌4日には「SUMOが世界を1つにする!SUMO EXPO2025」が開かれる。参加する瀬戸内町はこのほど、イベントで発表する「赤ちゃんの土俵入り」「相撲甚句」で着用する特製化粧まわしをお披露目した。

 制作したのは「赤ちゃん用化粧まわし」を手掛ける同町古仁屋の「Studio loop amami」主宰、重山こずえさん(67)。町教育委員会から依頼を受け、成人用(縦1㍍、幅63㌢)7枚と赤ちゃん用(縦約40㌢、幅約30㌢)2枚を「お弟子さん」と共に約2か月掛けて完成させた。

 デザインは全て瀬戸内町の名所や風景。「ホノホシ海岸」「諸鈍デイゴ」「西古見三連立神」「実久海岸」「高知山展望台」「芝 夕陽の丘」「於斉 ガジュマル」―の7か所を描いた。

 この日、化粧まわしのお披露目は古仁屋中学校相撲道場であり、「SUMO EXPO」に参加する町職員2人と瀬戸内少年相撲クラブの児童生徒らが初めて着用。赤ちゃん用化粧まわしも紹介した。

 赤ちゃんと共に土俵入りする予定の鎌田愛人町長は「瀬戸内町の風景が描かれた素晴らしい化粧まわし。相撲文化とともに町の魅力を世界に発信できるのでは」。古仁屋中2年の高森剛樹さん(13)は「初めて化粧まわしを身に着けたが、おしゃれで格好良い」と笑顔。「会場では相撲の楽しさや面白さを伝えられれば」と意気込んだ。

 重山さんは「成人用の化粧まわしは、以前から作ってはみたかったが今回初めて。世界にもお披露目できて、夢がかなった。特に子どもたちは相撲を楽しく続ける、一つの機会としていただければ」と願いを話した。