10月は「全国地域安全運動」の一環として奄美署・大島支庁による詐欺被害防止キャンペーンが行われた(15日、鹿児島銀行大島支店前)
「全国地域安全運動」(10月11~20日)の一環として奄美署、県大島支庁は15日、奄美市名瀬の鹿児島銀行大島支店、名瀬郵便局前で詐欺被害防止に向けたキャンペーンを行った。同署管内では昨年に比べうそ電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺の発生件数・被害額は減少しているが、警察官を名乗った不審電話が確認されており、チラシやポケットティッシュを配って注意喚起した。
同署員3人、大島支庁総務課職員2人のほか、地域安全モニターも参加。詐欺被害防止キャンペーンは2か月に1回偶数月の15日(土日の場合は前日)にある年金支給日に合わせているが、今回は同安全運動施策の一環として取り組んだ。
鹿銀大島支店前では入り口の2か所に「うそ電話詐欺注意~お金はすぐに振り込まない 誰かに相談~」と記された黄色ののぼりを設置。午前9時半から30分ほどかけて、ATM(現金自動預け払い機)利用で次々と訪れる来店者や通行人に「詐欺被害防止」「犯罪のない安全で安心なまちづくり旬間」「闇バイトは犯罪」を伝えるチラシなどを配った。警察署員から受け取って「掛かってくる電話には注意しているよ」と語る高齢者もいた。
同署生活安全課によると、今年に入り8月末現在管内ではうそ電話詐欺が6件(前年同月比3件減)発生、被害額は約550万円(同約800万円減)。SNSサイトで知り合った人から投資話を持ち掛けられるなどSNS型投資・ロマンス詐欺は3件(同4件減)発生し、被害額は約1700万円(同約6100万円減)。いずれも減少している。一方で「犯人を捕まえたらあなたのキャッシュカードを持っていた。事情聴取をしたい」といった警察官を名乗ったうそ電話詐欺が管内でも確認されている。こうした不審電話が多数掛かってきているとして、固定・携帯電話に掛かってきた場合、「いったん電話を切って警察署、交番に相談」するよう呼び掛けている。

