外国人材育成など評価

表彰状を手に(左から)松藤支庁長、里社長、同社のグエンさん

県受入優良企業表彰で伝達式
グリーンストアが奄美初受賞

外国人労働者の確保を促進し働きやすい職場づくりに取り組んでいるとして、奄美市名瀬の㈱グリーンストア(里綾子代表取締役社長)が、県の2025年度かごしま外国人材受入優良企業表彰で優秀賞を受けた。奄美群島での受賞は初めてで、24日は同入舟店で伝達式があり、県大島支庁の松藤啓介支庁長が里社長に表彰状を手渡した。

グリーンストアは従業員148人。市内5店舗で食料品や日用品の小売業を手掛ける。外国人従業員は、名瀬にあった日本語学校が20年に閉鎖したことを受け、行き場を失った生徒たちを受け入れようと始めた。現在はベトナム、タイ、中国、フィリピンの16人を雇用。本格的に受け入れ出してからは男子寮を整備し、女子寮も借り上げた。語学教育をサポートしながら、工場長といった運営の中核を担う人材などもすでに育ってきている。

伝達式で松藤支庁長は「外国人を雇用するリーディングカンパニーとして、奄美の模範となって活性化を牽引(けんいん)してほしい」と表彰状を手渡した。里社長は外国人従業員に対し、「良い事も悪い事も共存共栄できることが理想。(従業員は)ルールを守りながらいい雰囲気で働いている。模索しながらこれからも推進したい」と話した。

高度外国人材でバイヤー業務担当のベトナム人、グエン・バン・ダットさん(26)は、23年4月に入社した。「できる人が任される。頑張りが評価されるところにやりがいを感じている」と強調し、「これからは奄美とベトナムをつなげられるように頑張りたい」と笑顔で話した。

事業は24年に開始。今年度は県内10団体が受賞している。