牧岡奈美さんのシマ唄に踊る大島紬の女性たち
「六調」には知事らも加わり大いに盛り上がった
晴れやかな表情の喜界島の踊り手たち
知事を囲んで記念写真に納まる加計呂麻島のスタッフら(中央が中田米城代表)
【東京】品川区のホテルでこのほど、「ALL Japan Specialties Gala2025」というイベントで喜界島出身の唄者・牧岡奈美さん(42)が奄美民謡としてシマ唄を披露、たくさんの出席者から盛大な拍手を浴びていた。ほか大島紬の踊り手の女性らも参加し「六調」などで会場いっぱいに島風を吹かせていた。
東京プリンスホテルで行われた同イベントは、全国商工会連合会(森義久会長)が各国駐日大使や在日大使館の方たちに日本全国の魅力的な特産品や地域を広く紹介し、日本と各国との経済交流促進を目的にしたもの。昨年に続く今回は、国内に駐在する輸出企業や海外バイヤーも招いた。
都道府県の紹介ブースが設置された会場には、各地域の特産品や酒類が来場者をもてなした。厳選素材を使った握り寿司や天ぷら、鹿児島・黒毛和牛のステーキなどに舌鼓を打ち、黒糖焼酎に酔いしれる大使館員の姿も。在日外国公館91か国376人に国内の134人、計510人が訪れた。
石破茂前首相は物々しい警備陣に囲まれながら、鹿児島のブースへ。加計呂麻島のキビ酢を試飲し「うまいね」との感想を述べたという。加計呂麻島タイケイ製糖合同会社の中田米城代表は、「大変光栄なことです」とかしこまっていた。石破氏は「この国の生きるも死ぬも中小企業にかかっている。政府として全力で支援する」とあいさつで強調。ほか、岩谷毅前外務大臣らが祝辞を述べるなど式典の後、来賓に向け「日本を代表するステージ」として牧岡さんが登場。「鹿児島県奄美、喜界島出身です」との自己紹介に続いて、朝花節、よいすら節をホールに響かせた。
「喜界やよい島」に合わせ、大島紬の踊り手がさっそうとステージ上に。つややかな柄の着物が軽快なリズムとともに会場を奄美に誘うよう。牧岡さんは「今年もしっかり、奄美と喜界島の風を吹かせられましたね」と喜びを表した。
「六調」では塩田康一県知事、JALふるさとアンバサダー・吉福瑠璃子さんも飛び入り参加した。サセル・モンターニュ駐日エクアドル共和国大使(64)も笑顔で楽しんでいた。続いて、阿波踊り(徳島県)も登場。ほか、JALふるさと応援隊、小倉祇園太鼓(福岡県)もステージを飾った。

