徳之島で「海の鉄人」ら熱戦

“海のマラソン”を繰り広げたOWS徳之島大会

OWS・10㌔日本選手権トライアル
男子・長濱(神奈川)、女子・岩崎(同)頂点に

 【徳之島】第4回オープンウォータースイミング(OWS)徳之島大会(徳之島町主催)が8日、同町山漁港で開幕し、「10㌔日本選手権トライアル」が行われた。男子は長濱碧波(あおば)選手(18)=神奈川県=が2時間18分12秒、女子は岩崎光姫(みつき)選手(20)=同=が2時間29分37秒でそれぞれ優勝した。大会2日目の9日は、5㌔、3㌔、1㌔各部門が実施される。

 OWSは海や川、湖など自然環境下で行う長距離水泳競技。水質や潮流、天候の変化を読む技術も求められる「水の格闘技」と称され、世界選手権は1991年、五輪では2008年北京大会から正式種目となった。

 徳之島大会は22年3月、日本水泳連盟ナショナルチーム初の同島合宿とアジア大会代表選考を兼ねて始動。11月開催の国内大会誘致を町が進め、大会定着につながった。

 今大会は2日間で16歳から76歳まで計98人が出場。1日目の10㌔の部には27人(トライアル7人含む)が参加し、2日目は5㌔に37人(同トライアル8人)、3㌔と1㌔に各17人が挑む。

 初日は秋晴れ。水温24・1度、気温25・8度、波穏やかな漁港泊地を舞台に周回500㍍の特設コース20周で争われた。午前9時、福宏人教育長の激励後に一斉スタートし、持久力と駆け引きが交錯する“海のマラソン”を繰り広げた。

 【10㌔日本選手権トライアル結果】

 ▽男子 ①長濱碧波(神奈川)2時間18分12秒②前山蒼波(徳島)2時間21分49秒③虻川頼吾(秋田)2時間25分47秒

 ▽女子 ①岩崎光姫(神奈川)2時間29分37秒②小笠原佳音(青森)2時間30分05秒③岩崎妃花(神奈川)2時間32分57秒