徳之島3町合同フェスタ

家族連れでにぎわった体験コーナー=9日、伊仙町総合体育館と同駐車場

 

 

 

家族連れで「自助」育む
体験型で防災・防犯意識

 

 

 【徳之島】徳之島3町合同の「消防・防災・防犯フェスタ」が9日、伊仙町総合体育館を中心にあった。徳之島地区消防組合、徳之島警察署、徳之島3町(徳之島町・天城町・伊仙町)が主催。会場には家族連れが多く訪れ、楽しみながら防災・防犯の意識向上を図った。

 同合同イベントは、各種体験ブースを通して幅広い世代に防災知識を身につけてもらい「自助」の意識を育むことが狙い。諸タイミングが合えば陸・空自衛隊も連携。3町会場を毎年持ち回りで開催している。

 今年は関係機関職員ら約60人が参加。放水や試乗体験用の消防車両、白バイやパトカーなど警察車両を含む計13台が集結した。体育館内では、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)操作の指導、煙道トンネルでの煙体験、試食付き防災食展示、非常用テントなどの展示、景品付き防災クイズラリーなどが実施され、子どもから大人まで真剣な表情で挑戦した。

 今回は気象庁・名瀬測候所も初めてブースを出展。津波発生の仕組み模型なども展示し、自然災害への備えを呼び掛けた。

 屋外では消防・警察車両の展示や試乗会に加えて、子ども用ミニ防火服を着用しての放水体験、高所を想定したロープ避難などの救助訓練も実施。参加待ちの列ができるほど人気を集めた。

 徳之島町亀津の自営業・石黒浩太さんは2歳の長男と放水体験に参加。「子どもが喜ぶと思って来ました。自宅では一応、地震・津波・台風などに備えて飲料水や保存食を準備しています」と話していた。

 主催側は今後も体験型イベントを継続し、地域全体の防災・防犯意識の底上げと災害に強いまちづくりを目指す。