3町村で「いいさかなの日」関連イベント

鮮魚販売では多くの種類の魚介類が準備され、浜値とあって大勢の来場者でにぎわった瀬戸内町の大漁祭り

 

 

 

水産物消費拡大へ
地元で水揚げ 鮮度の良さアピール

 

 

 

 水産庁は、11月3日から7日までを「いいさかなの日」として水産物の消費拡大に向けた活動の強化週間に位置付けている。9日の日曜、奄美大島の3町村では関連イベントが行われ、地元で水揚げされた鮮度の良い魚介類が市況より安値での販売とあって大勢の来場者でにぎわった。

 イベントがあったのは瀬戸内町(「第18回せとうち大漁祭り」)、宇検村(「第14回お魚祭り」)、大和村(「第4回おさかな祭り」)。

 このうち「天然の良港」とされる大島海峡があり、水産業が盛んな瀬戸内町は、瀬戸内漁業集落(池田一平代表)の主催。会場となった漁協水揚げ場には開始時間(午前10時)の1時間ほど前から幾重もの列ができ、関心の高さを見せつけた。奄美では「シビ」でおなじみのキハダマグロの解体ショーから始まり、キロ単価が浜値とあって鮮魚類の販売コーナーは黒山の人だかりで活気に包まれた。

 池田代表(64)によると、祭りに備えて木曜日ぐらいから取り組み、約20隻が水揚げに協力したという。並んだのはイセエビ、赤ウルメ、カツオ、エラブチ、スズメダイ、マンビキ、ネバリ、ハージン、マベ貝柱、ソデイカなどさまざまな魚介類。大勢の来場者が次々と購入していった。

 池田代表は「瀬戸内の魚は鮮度がいい。刺し身はもちろん、どんな調理でもおいしく食べられる。漁業関係者だけでなく役場職員の協力もあり開催できた。活況となったことに感謝したい」と語った。地元・古仁屋の川内五郎さん(82)は「人が多くて驚いた」と語り、赤ウルメとウンギャルマツ(アオダイ)を購入。正月用として冷凍保存するという。エビ汁の販売もあり、さっそく味わう来場者の姿も見られた。

 子どもたちが楽しみにしたのがカンパチのつかみ取り。大型の容器内で1・2~1・5㌔サイズのカンパチが泳ぎ回り、時折、雨が降ったものの気にすることなく、子どもたちは挑戦していた。