無投票での再選が確定し、家族4人が笑顔で万歳三唱 (9日午後5時半頃、奄美市名瀬)

任期満了に伴う奄美市長選は9日、告示された。現職の安田壮平氏(46)=無所属=以外に立候補の届け出はなく、2013年以来の無投票で再選が決まった。安田氏は「中身が濃く、楽しく面白い、わくわく感のある“明るくやさしく風通しのよいなつかしい未来都市・奄美市第2章”を目指す」と述べ、改めて2期目の市政運営に向けての意欲を示した。
安田氏は今年6月の市議会定例会で「自然・人・文化が紡ぐ“しあわせの島”を実現するために、これまでの計画を実行していくことが私に課せられた使命である」と2期目を目指して立候補を表明。「明るくやさしく風通しのよいなつかしい未来都市・奄美市」をビジョンに▽かせぐ地域づくり▽まもる地域づくり▽育てる地域づくり▽身近で頼りになる基盤づくり▽新しい課題への対応―を公約に掲げた。
立候補の届け出後、同市名瀬伊津部町のあさひ公園で出陣式に臨み、集まった多くの支持者らを前に、「コロナ禍が落ち着いても、世界での戦争や食料、エネルギーなどの物価高騰など思い通りにいかず、自治体も変化することを余儀なくされた」と1期目を振り返り、「中心市街地の活性化及び住用町、笠利町を含めたバランスと特色ある発展に向けて、スピード感をもって“しあわせの島”づくりに取り組んでいく」と第一声。頑張ろう三唱の後、会場に集まった支持者らに見送られ会場を後にすると、笠利町の赤木名漁港、大笠利林商店前、住用総合支所横、名瀬の永田橋交差点の市内4か所で街頭演説を行い支持を訴えた。
午後5時の締め切りで無投票当選が確定すると、選挙事務所では歓声と大きな拍手が沸き上がった。安田氏は報道陣に「名瀬・住用・笠利、それぞれの地域の強みを生かした地域づくりをする」と述べ、「移住支援の強化により、さまざまなワークスタイルや価値観を持つ多くの関係者を作る取り組みを進める」と人口減少対策に取り組む姿勢を示した。
当選証書付与は17日午後2時から市役所名瀬総合支所5階大会議室である。2期目の任期は12月1日から29年11月30日まで。

