民謡民舞奄美大会

総合優勝し、全国大会・総理大臣杯の出場権を得た辻美里さん(15日、奄美市笠利町の県奄美パーク)

総合優勝の辻美里さん
「内閣総理大臣杯を目指したい」

2025年度民謡民舞奄美連合大会(公益財団法人日本民謡協会、同協会奄美連合委員会共催)が15日、奄美市笠利町の県奄美パークであった。来年11月に開催予定の民謡民舞全国大会への出場権(8枠)獲得を目指し、83人がエントリー。年齢別5部門の優勝者が協会賞争奪戦に臨み、成青年部を制したあやまる会所属の辻美里さん(26)=奄美市名瀬出身、東京都=が総合優勝した。辻さんは、奄美大会優勝者として初めてとなる内閣総理大臣賞獲得を目指す。

大会は、日本の伝統文化である民謡の保存と普及に努め、文化の向上に寄与することが目的。今回の大会から全国大会への出場枠が従来の「6」から「8」に拡大された。部門優勝者5人に加え、3人が推薦枠で出場する。

5時間を超える長丁場の大会。最終盤となる成青年部で「今ぬ風雲」を歌い優勝した辻さんは、9歳からシマ唄を習い、これまで2度全国大会に挑戦したが優勝には届かなかったという。

今大会を振り返り、「大先輩がそろう中の優勝に驚いている。全国大会には、奄美の代表として臨みたい。できれば総理大臣賞を持ち帰りたい」と話した。

各部門の成績は次の通り。(敬称略)

▽高年部=①日置幸男(名瀬ルリカケス会)②嘉川敏子(名瀬会)▽熟年部=①西林由美子(瀬戸内会)②渡ヨシノ(名瀬ルリカケス会)③勢田千代美(北大島会)④新田すえみ(名瀬ルリカケス会)▽中年部=①藤岡俊一(瀬戸内会)②福田のり子(同)③川原ちさ(同)④本田廣喜(北大島会)⑤岡村昌子(山ゆり会)⑥迫田寿恵(名瀬ルリカケス会)▽壮年部=①栄百々代(瀬戸内会)②川口成美(北大島会)③水俣律子(同)④伊賀美佐子(山ゆり会)⑤小林千穂(北大島会)⑥福山尚史(あやまる会⑦新谷めぐみ(瀬戸内会)▽成青年部=①辻美里②指宿桃子(奄美芸能徳之島)③萩原かほ(あやまる会)④長井舞(北大島会)⑤津畑杏朱(あやまる会)⑥安田博樹(喜界会)