牧岡奈美さんらと東京山ゆり会での祝唄
大島紬が勢ぞろいして舞台はいっそう華やかに
沖洲会と与論会による「永良部百合の花」
会場内を笑いで包み込んだ、四代目・三遊亭圓歌さん

懐かしの曲で歌声を披露する、屋宮弘孝さん
得意の鉄道物まねなども披露した徳永ゆうきさん
「六調」では観客席からも踊りに参加者が続々と
【東京】東京奄美会(宮地正治会長、泰良宗男幹事長)は9日、品川区の総合区民会館きゅりあんで「第127回総会・芸能祭」を開催した。来賓、奄美出身者合わせ約600人が詰めかけ大盛況となった。舞台いっぱいに繰り広げられた古里の光景に歓喜する模様を写真と共に届ける。
郷土遥拝、萩原かおりさん(昭和音楽大学教授)の先導で参加者による「東京奄美会会歌」がホールに響いた。江浪まつみ事務局長の司会で総会が開幕。晴れ晴れとした表情で宮地会長があいさつ。「奄美に生まれて本当に良かったと思えるよう、共に唄い、踊り、大いに楽しもう」と語り掛けた。次期会長には、引き続き宮地さんが選出された。「何ができるか、お楽しみに」と新会長は笑顔で意気込んだ。
来賓紹介に続いて、森山裕衆院議員が「127回の総会を祝う。先人たちの努力を真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。自民党政務調査会奄美振興特別委員会委員長の立場から、沖縄との連携などにも触れた。ほか全国町村会副会長の高岡秀規徳之島町長があいさつ、代読で塩田康一鹿児島県知事のメッセージが紹介された。
その後、八波一起さん、あずままどかさんの司会で芸能祭へ。牧岡奈美さん、森田美咲さん、藤田晶さん、東京山ゆり会が祝い唄を熱唱、伊是名の会は幻想的な世界観を表し、盛んな拍手を浴びていた。東京奄美会女性部が合同で舞踊を披露、沖洲会・与論会は「永良部百合の花」に躍動した。四代目・三遊亭圓歌さんは、抱腹絶倒の高座で場内を笑いで包んだ。
また「昭和100年・皆が知っている歌を、皆で口ずさもう!!」のキャッチコピーに合わせ屋宮弘孝さん、小坂田上さんらが登場。「懐メロ」に思いを込め、一緒に歌う人たちも。大きな拍手、ハト(指笛)も盛んに飛んでいた。徳永ゆうきさんは、新曲「明日への翼」などでステージを飾った。フィナーレは、会場が一体となった六調に。
米・サンディエゴから宇検村出身の妻、敏子・ゲデスさん(71)と参加したマイク・ゲデスさん(73)は「どれも楽しめて、良かった」と満足そう。敏子さんも「9歳で奄美(宇検村)を出ましたが、古里は懐かしかった。皆助け合っているのがよく分かりましたね」と言葉を弾ませた。

