学校安全活動での文部科学大臣表彰を報告した戸口小児童ら(26日、龍郷町役場町長室)
戸口小児童ら龍郷町長に
「自分の命は自分で守る」 学校安全活動で
龍郷町の戸口小学校(森智子校長、児童32人)が2022年度から取り組んできた「命を守る行動が取れる子どもの育成」をテーマとした防災教育が10月、文部科学大臣賞に選ばれた。森校長らと児童3人は26日、竹田泰典町長を表敬訪問、受賞を報告した。
表彰を受けたのは、同小が22~23年度学校安全総合支援事業の「防災教育」として取り組んだ活動。〝自分の命は自分で守る〟を主題に、災害を「自分事」として考え、命を守る行動や危険を予測する能力の向上を図った。
同小は、事業期間終了後も継続的な避難訓練や保護者への児童引き渡し訓練などを定期的に実施。地震や火災、津波などを想定した「予告なし避難訓練」で、危機意識と対応力を高めてきたという。
3年時から訓練してきたいずれも6年の金井蒼二朗君(12)、森陽菜乃さん(12)、悦冬海香さん(11)は「避難時に危険な箇所はないか点検し改善している。学年が上がり、訓練を重ねるごとに全体を見る目が養われてきた」と話した。
森校長は「保護者や地域と一体となって安全教育に取り組んだ結果が大臣表彰につながった。どんな状況下でも最善を尽くす〝自分の命は自分で守る〟意識が形になってきた。上・下級生が連携して取り組んでいる」と児童の成長を喜んだ。
竹田町長は「素晴らしい取り組み。町も、集落ごとの自主防災組織や防災計画づくりを急ぎ、災害弱者を生まないよう体制を強化していく」と力強く答えた。

