小俣町自治会の餅つき。子どもたちも体験した
室内でつきたての餅を丸め、きな粉餅などで提供された
杵持ち子どもも体験
つきたて味わう
奄美市名瀬の小俣町自治会(与島邦重会長、約600世帯)は20日、自治会集会場(旧県立図書館奄美分館)で餅つきを行った。30㌔のもち米を準備し数回に分けてつき、子どもたちも体験。正月前の年の瀬の風物詩を再現した。
与島会長(78)によると、年末の餅つきは老人会・小俣松葉会が続けてきたが、昨年から自治会と合同で行っている。前日から取り組み、もち米を洗ったり、火をたいて蒸すためのまきを準備。当日朝も雨天に備えてテント設営も行った。
蒸す、つく、丸める作業に分かれて約100人が参加。石でできた臼は松葉会が使っていたもので二つ並べた。蒸し上がったもち米を臼に移した後、杵(きね)の重さを利用しての餅つきは大人が取り組むだけでなく、子どもたちが体験できる機会を設けた。祖父が居住しているという奄美小1年の宮田成(なる)君は軽々と杵を持って上手に餅つき。「初めての体験。(杵は)重くなかった」と話し、つきたての餅は3個食べたという。
つき上がった餅は、集会場内に運ばれた。きな粉とあんこが準備され、女性らが慣れた手つき餅を丸めた後、きな粉でまぶしたり、中にあんこを入れた。丸める作業は子どもたちも体験。持ち帰るのではなく、その場で食べるようにした。
与島会長は「年末の餅は特別。今は購入することができるが、皆で餅をつく楽しさを子どもたちが味わってほしい」と語った。自治会内には公務員(県・国)の官舎があり、行事によって地元住民との交流ができているという。

