「徳之島紅白歌合戦」初開催

「徳之島紅白歌合戦」初開催

多彩なエンターテイナーが出演し、満員の会場を沸かせた第1回「徳之島紅白歌合戦」=21日、徳之島町文化会館
絶賛を浴びた「将来の美空ひばり」(5歳・右)と「徳之島の永ちゃん」のステージ

世代超え熱唱
紅組が初代優勝

【徳之島】島内のエンターテイナーが一堂に会する第1回「徳之島紅白歌合戦」(徳之島町文化会館主催)が21日、同町文化会館ホールで開かれた。5歳から70代までの男女各6人が紅白に分かれ、昭和歌謡からポップスまで幅広い楽曲を熱唱。会場は満員となり、歳末の徳之島を大いに盛り上げた。初大会の優勝は紅組が飾った。

同歌合戦は「昭和100年」にちなみ企画されたもの。実島一仁館長は「昭和は戦争という暗い歴史もあるが、NHK紅白歌合戦に象徴されるように、歌で人々が元気づけられた時代でもあった。継続的な開催で徳之島を盛り上げたい」と話した。初回は島内の幅広い世代から出演者を選抜した。

総合司会は同館イベントプロデューサーの丸野清さんが務め、応援団長には白組の大楽大聞さん、紅組の大高美佐江さんが就任。プロのミュージシャンを目指す中高生の迫力ある歌唱とダンス、観客を巻き込んだベテラン勢のステージ、こぶしの利いた昭和演歌まで、多彩なジャンルで約600人の観客を魅了した。スペシャルゲストの南条かつみさんも軽妙なトークと熱唱で花を添えた。

審査委員長を務めた高岡秀規徳之島町長は「満員の観客を前に、これだけのパフォーマンスができる出演者の皆さんに感動した。来年はさらに充実させてほしい」と講評。審査の結果、女性パワーが光った紅組が初代特大トロフィーを手にした。

個人賞は、白組審査員特別賞に矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」を歌った佐倉功一さん(61)=伊仙町、紅組同賞に美空ひばりの「お祭りマンボ」を披露した米田茉帆ちゃん(5)=同、審査委員長メッセージ大賞に北島三郎の「北の漁場」を熱唱した池山三雄さん(71)=徳之島町=が選ばれた。

表彰後には、鹿児島往復ペア航空券や協賛店商品券、闘牛全島一大会招待券などが当たるクリスマス抽選会も行われ、最後まで会場は歓声に包まれた。