平土野港海上への一斉放水で「消防人」として使命感と士気を高め合った=4日午後、天城町
【徳之島】新春恒例の天城町消防団(原田光団長、団員72人)による2026年消防出初め式が4日午後、防火・防災啓発パレードに続き、平土野港岸壁で行われた。団員や関係者らは式典を通じ、地域住民の生命・身体・財産を守る「消防人」としての使命感を新たにした。
式典に先立ち実施された防火・防災啓発パレードは、平土野南西橋から同港までの約1・5㌔を行進。天城小学校金管バンドのドリル演奏を先頭に、消防団員や町地域女性団体防火クラブ員らが参加し、沿道の住民に防火・防災意識の高揚を呼び掛けた。
式典には関係機関・団体の代表ら来賓約百人が出席。森田弘光町長は式辞で、町消防団が昨年、日本消防協会から持続的な活動を評価され「表彰旗」を授与されたことを紹介。さらに昨年11月には元自衛官を町の防災専門官として登用し、自主防災組織の育成や、より実効性の高い防災訓練を推進。年次計画で推進中の避難所整備については、25年度は町老人福祉センターの改修を完了し、現在は児童館を含む2か所の耐震化・整備を進めているとし、「今後も災害に強い町づくりに継続して取り組む」と強調した。
このほか、県知事(代読)、徳之島警察署長、地区消防組合消防長、町議会議長らが祝辞を述べ、消防団への期待を寄せた。原田団長は団長宣言で「地域住民の生命・身体及び財産を保護し、町民の安寧と秩序の保持に努める」と力強く宣言した。
式典後は、大勢の一般見物客が見守る中、ポンプ運用やホース延長による標的放水演習、平土野港海上への一斉放水も披露し、団員同士の士気を高め合った。
【表彰】県消防協会大島支部長表彰(功績章)=寶優作副団長(兼久)

