通算9回目の天城町キャンプ入りで歓迎を受けたHonda熊本硬式野球部一行=10日、天城町総合運動公園野球場
【徳之島】社会人野球の強豪・Honda熊本硬式野球部(渡辺正健監督)は9日、徳之島・天城町で今季の春季キャンプを開始した。選手・スタッフ計36人が参加。10日には天城町総合運動公園野球場で歓迎セレモニーが行われ、地元町関係者からイノシシ肉やタンカン、バレイショなど島の特産品が贈られ、都市対抗野球など主要大会での活躍に期待が寄せられた。キャンプは20日まで。
Honda熊本(熊本県大津町)は、2021年都市対抗野球、23年社会人野球日本選手権でいずれも準優勝(2回)を果たしている実力チーム。プロ野球選手も多数輩出しており、天城町での春季キャンプは今春で通算9回目となる。
快晴下で行われた歓迎セレモニーで、森田弘光町長は「素晴らしい天気も皆さんを歓迎。9回目の今年は『おかえりなさい』という気持ち」とあいさつ。先月同地で自主トレーニングを行ったソフトバンク・近藤健介選手の活躍にも触れ、「この地から最高のスタートを切り、素晴らしい成績を収められるよう町民一丸となって応援したい」と激励した。
渡辺監督には「猪突猛進で日本一を目指して」とイノシシ肉10㌔が、選手代表らにはタンカンとバレイショ(春一番)が各6ケース手渡された。
渡辺監督は「今年も素晴らしい環境でシーズンを迎えられることに感謝したい」と謝辞を述べ、「社会人野球日本選手権、都市対抗野球(黒獅子旗・ダイヤモンド旗)の二冠を達成し、九州へ旗を持ち帰りたい。勝つという結果で天城町の皆さんに恩返ししたい」と力強く語った。
主将の片山雄貴選手(33)=福岡県出身、駒澤大卒=は「新人3人を迎え、日本一を狙える体制と戦力が整った」と手応えを口にする。個人的には8回目の来島に「第二のふるさと、ほぼ地元のような場所。温暖な気候や充実した施設、おいしい食事、島の人との温かい交流が大きなモチベーションになっている」と笑顔を見せた。アジア競技大会日本代表としての活躍も期待されている。
期間中は、15日午後2時半から町内小中学生を対象とした野球教室を天城町総合運動公園野球場で開催。19日午前10時からは、徳之島町健康の森総合運動公園野球場で上武大学硬式野球部とのオープン戦が予定されている。

