「介護福祉科 初任者研修」の修了式(13日、奄美市名瀬の市社会福祉協議会)
看護・介護両立目指す受講生も
奄美市社会福祉協議会(福山敏裕会長)が11月から実施してきた委託訓練「介護福祉科 初任者研修」(吹上高等技術専門校主催)の修了式が13日、奄美市名瀬の同社協であった。入学した3人全員が修了、「介護職員初任者研修」の公的資格者となった。
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護職として働くための入門資格。食事・入浴・排せつ介助などの実習と座学によって基礎知識を学ぶ。今回の研修では、324時間の講習を経て修了試験に合格、公的資格を得た。
吹上高専の上原順郎校長は「介護職は、介護される側の家族の生活を支える一面もあると感じている。就職後もスキルアップし、新たな資格に挑戦してほしい」と式辞を述べ、ベートーベンの「第九」交響曲第4楽章「歓喜の歌」をドイツ語で歌い、修了を祝った。
福山会長は「資格を生かし、研さんを重ね、即戦力として活躍することを期待する」と祝辞を述べた。
看護師の資格を生かした介護をしたいとの思いで入学した永久寛子さん(38)は「学び直しの面もあり楽しかった。3人で切磋琢磨(せっさたくま)した時間は貴重な経験となった」と振り返った。
来週には、複数の介護施設との面接を控えていると言い、「まずは介護業界で経験を積みたい。その後は、訪問看護と訪問介護を両立させるような働き方をしたい」と話した。

