賞状を受け取る奄美大島開運酒造の渡代表(左)
県本格焼酎鑑評会表彰式
「華やか香りときれいな味わい」
【鹿児島】2025酒造年度に県内で製造された焼酎の出来を審査する県本格焼酎鑑評会の表彰式が17日、鹿児島市の城山ホテル鹿児島であった。
鑑評会は焼酎の技術、品質の向上、新製品開発を促進するために、県酒造組合(濵田雄一郎会長)が毎年行っている。今年は124の製造場から出品された217点について、1月20、21日に熊本国税局、県工業技術センター、鹿児島大学の専門家が審査し、芋、米、麦、黒糖の部門ごとに入賞品を選出。83の製造場、107点が入賞した。
奄美黒糖焼酎は10点が入賞した。熊本国税局鑑定官室長の小濱元審査長は「原料の特性が上手に生かされた黒糖そのものや磯、海藻のような香りと上品な甘みや、なめらかさが調和しているものがそろっていたほか、原料黒糖の添加方法や蒸留方法の違いが表れたミカンの缶詰を連想させる香りやフレッシュで華やかな香りときれいな味わいのものがみられた」と評した。
受賞者の中から代表者に賞状が授与された。黒糖部門は奄美大島開運酒造の渡慶彦代表取締役が受け取った。「今年は創業30年の節目。これからも技術と品質の向上に積極的に取り組んでいきたい」と話していた。
なお黒糖焼酎の入賞銘柄、製造場、杜氏名は次の通り。(敬称略)
氣・白(西平本家)小瀬戸悠悟▽れんと(奄美大島開運酒造)高妻淑三▽浜千鳥乃詩(奄美大島酒造)安原淳一郎▽長雲一番橋(山田酒造)山田隆博▽里の曙(町田酒造)永井辰之▽朝日(朝日酒造)喜禎浩之▽島のナポレオン(奄美大島にしかわ酒造)永喜竜介▽稲乃露(沖永良部酒造内東蔵)徳田実親▽天下無双(新納酒造)新納仁司▽昇龍(原田酒造)有川貞一

