奄美の生き物がチャームに

チャームをPRする吉福さん(左)と川畑代表


大島紬を使った本革のチャーム

島の魅力発信、動物保護に貢献
JACで機内販売始まる

 奄美群島などの離島を結ぶ日本エアコミューター(JAC)は1日、奄美に生息する希少動物をかたどった「奄美の生き物お楽しみチャーム」の機内販売を開始した。本革と本場奄美大島紬の端切れを使い、職人が丁寧に仕立てたキーホルダーで、売り上げの一部は島の動物保護施設に寄付される。地域の魅力発信と合わせて、希少動物の野生復帰に役立てる。

 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産登録5周年を記念して販売。JALふるさとアンバサダーで日本航空鹿児島支店奄美営業所の吉福瑠璃子さんが企画し、JAC全路線の機内で購入できる。

 チャームは、奄美市名瀬で大島紬と本革を使った小物製作などを手掛ける紬レザーかすりの川畑裕徳代表が「自然保護に役立てば」と地域貢献を前提に開発した。商品は、アマミノクロウサギ、ルリカケス、ウミガメ、クジラに、シークレット1種類を加えた計5種類。JAC刻印が入ったタグを添え、一つ一つを手作業で仕上げた。

 川畑代表は「空の旅を通じて伝統工芸である大島紬を知り、島を思うきっかけになれば」と強調した。吉福さんは「奄美は多くの希少動物がいて、その保護が課題。ロードキルや海岸ごみなど、島が抱える問題に意識を高める機会にもなれば」と期待を込める。

 チャームは、中身の見えないブラインド販売で、どのデザインが出るかは購入後のお楽しみ。300個限定で、価格は1個1500円(税込み)。1個100円が大和村のアマミノクロウサギ研究飼育施設に寄付される。

 チャームは完売まで販売。詳しくはJACのホームページで確認できる。