徳之島地区特別警戒出発式

徳之島地区特別警戒出発式

年末・年始特別警戒の出発式に先立ち、署員ら通常点検の披露も=10日夕、徳之島署

交通死亡事故多発を憂慮
署員、通常点検披露も

【徳之島】徳之島署管内の年末・年始特別警戒の出発式は10日夕、関係者約150人が参加して同署武道場であった。管内の交通死亡事故の多発(同日現在4件・4人)を憂慮して署員の通常点検も披露。「地域安全」「交通安全」両宣言を行い、関係団体・地域一体で特別警戒に入った。

式に先立った署員通常点検は、管内の厳しい交通情勢から「基本に立ち返った取り組みを」と久々に設定した。

徳之島地区防犯組合連絡協議会長の大久幸助天城町長は「世の中の発展とともに(振り込め詐欺など)顔の見えない犯罪が多発。事故も忘れたころに起きる。意識啓発で安全な新年を迎えよう」。西松文良交通安全協会長も「交通死亡事故をこれ以上発生させず、事故にも遭わずに新年を」とアピール。

津曲博之署長は、刑法犯の検挙者数は同日現在16人とほぼ例年並みだが、交通死亡事故の4件(前年同期比2人増)については、「このほか総計外(24時間以降死亡)の高校生を含めると、実質的な交通事故による死者は5人とみている」と指摘。重大犯罪につながる侵入盗対策への鍵かけ運動など防犯意識の啓発と併せ、一体となった取り組みを要請した。

同署少年ボランティアと地区交通安全協女性部の各代表が地域安全と、交通安全の両宣言文を朗読。樟南第二高校吹奏楽部員たちのミニ演奏会で士気を高めた後、警察車両や自主防犯組織の青パトを連ねて特別警戒に出発した。