サトウキビ搬入を例年より約10日間前進させ、操業を開始した南西糖業(写真は徳和瀬工場)=10日午後、徳之島町
キビ生産見込み5年ぶり18万㌧台
買入糖度も好調滑り出し
【徳之島】徳之島の南西糖業㈱(神﨑俊社長)は10日、2025/26年期産サトウキビ原料搬入を受け入れ、今期操業を開始。例年より約10日間前進。初日は伊仙工場(伊仙町)と徳和瀬工場(徳之島町)合わせ1114㌧を受け入れた。平均買入甘しゃ糖度も12・31度(前期12・25度)。生産見込み量は5年ぶり18万㌧台となっている。
奄美群島におけるサトウキビ生産量の半分以上を占める主産地の同島。今期生産見込み量(11月1日現在)は18万2500㌧(前期比9556㌧増)。うち同社(大型工場)の処理見込み量は18万600㌧。同社徳之島事業本部によると、作況は、6月(梅雨期間)までは干ばつ傾向となって一部でバッタによる食害が見られたが、その後は台風被害などもなく、適宜降雨・高温・多照に恵まれ生育状況は「平年よりやや良」に好転。20/21年期産以来5年ぶり「18万㌧台」の確保が見込まれる。
同社速報によると、同初日の原料搬入量は伊仙工場(1日処理能力1068㌧)が582㌧、徳和瀬工場(同985㌧)が532㌧の計1114㌧。買入れ甘しゃ糖度も12・31度(前期開始日12・25度)の滑り出しに。
製糖計画によると、今月は25日まで搬入を受け入れ、年明けは1月7日に再開。「春植え推進日」(2月3~8日、3月4~8日休止)をはさみ、3月29日まで計88日間の受け入れを予定している。

