本館リニューアルに向けた整備案などで意見を出し合った重点道の駅「奄美大島住用」整備推進協議会
本館リニューアルへ方針示す
設備再構築や受け入れ機能強化
重点道の駅「奄美大島住用」整備推進協議会(会長・諏訪哲郎奄美市副市長、委員9人)の2025年度会合が3日、奄美市住用総合支所であった。黒潮の森マングローブパークの本館リニューアル(改修)に向けた整備案を事務局が説明。敷地内にある奄美大島世界遺産センターとのすみ分けを前提に既存設備を再構築するほか、子育て世代や国内外観光客らの受け入れ機能を強化する方針が示された。
事務局(住用総合支所産業建設課)によると2024~25年度は、敷地内の各種通路の舗装や新たなトイレの設置に取り組んだ。重点道の駅選定の際に策定された企画提案リスト20項目のうち、未実施事項は、トイレ洋式化、多言語表示板整備、免税店整備などの6項目となった。
本館リニューアルについては、▽子育て支援機能の強化▽受け入れ機能の強化▽既存設備の再構築―などを柱に観光振興拠点機能の充実やサービスエリア機能の強化を図る方針が事務局から説明された。具体的には、未実施事項の解消のほか、授乳室やキッズスペースの設置、業務スペースや利用者休息スペースの拡充、利用頻度の低い機能の転換などを計画。遺産センターとは情報発信や広報活動が重複しないよう、マングローブやリュウキュウアユに焦点を当てた展示物を検討することとした。
委員からは、財源となる奄美群島振興交付金の活用に関する意見が相次いだ。今後は具体的な施設の整備案にめどが立ち次第、委員らには意見を求めていくという。
議事ではこのほか、民意を取り込むための新たな委員やオブザーバー3人・1団体の加入も承認した。

