湯湾岳で撮影されたヒカゲへゴ周辺を舞う雪(稲村さん撮影)
寒気流れ込んだ8日夜撮影
冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込んだ影響で県本土の平地でも雪が観測された8日夜、奄美最高峰の湯湾岳(694㍍)で雪が降った。奄美市の30歳代男性が撮影。ヒカゲヘゴの周辺に舞う様子を捉えている。
撮影した稲村さんによると、同日の昼間、気温の低下により市内でみぞれ、あられが確認されたことから、標高がある湯湾岳なら「雪が降るのではないか」と期待。
湯湾岳は宇検村と大和村に連なるが、稲村さんは大和村側から登り口に向かった。到着した時は星空だったという。やがてみぞれが舞うようになり、午後9時34分に雪が降る様子をカメラで撮影し記録。「雪が降ったのは5分間ほどで、震えるほどの寒さだったが、貴重な記録となりうれしかった」(稲村さん)。他にも撮影している人がいたという。
奄美大島では10年前の2016年1月24日、名瀬で115年ぶりに雪が観測された。名瀬測候所によると、降雪は気象庁の職員が決められた観測場所で確認することが条件となっている。
なお、8日の名瀬の気温は平均10・4度で、最高は13・7度までしか上がらず、最低は7・3度まで下がった。

