わらべシマ唄大会

優勝を飾った、大山仁奈さん(中央)、原美波さん(左)、大山煌人さん

「歌いつないでいく」
大山姉弟、原さん優勝 奄美パーク

 県奄美パーク主催の「第19回わらべシマ唄大会」が5日、奄美市笠利町の同パーク屋内イベント広場であった。ステージ上では、島内の小中学生30人が日頃の練習の成果を披露。透き通った伸びやかな歌声が会場を包み込んだ。

 今年は、小学生低学年の部に6人、同高学年の部に19人、中学生の部に5人が出場。低学年の部は「長雲節」大山煌人(あきと)君(笠利小3年)、高学年の部は「長雲」原美波さん(朝日小6年)、中学生の部は「野茶坊」大山仁奈(にいな)さん(笠利中3年)が優勝した。大山仁奈さんと煌人さんは姉弟。仁奈さんは小学生低学年でも優勝経験があり、2回目の優勝を飾った。

 同大会は、子どもたちがシマ唄を通じて奄美固有の伝統文化への理解を深めるとともに、後世に伝える機会になることを目的に、毎年「こどもの日」に開催している。

 煌人君は「初めての優勝でうれしい。これからも歌い続ける」。原さんは「小学生最後の大会で優勝できてうれしい。唄をたくさん覚えて“うたあしび”ができるようになりたい」。仁奈さんは「中学生最後に2回目の優勝ができてうれしい。緊張したけど歌いきれた。今後も歌いつないでいきたい」と笑顔を見せた。

 山元眞琴審査委員長は講評で「今年は戦後80年を迎える。歴史を踏まえながら歌い続けてほしい」と激励した。

 各部の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【小学校低学年】②井上珠希(たまき)(奄美小3年)③昇つぐみ(古仁屋小3年) 【同高学年】②久保心春(こはる)(朝日小6年)③泉璃音(りおん)(笠利小6年) 【中学生】②瀬本なみ(古仁屋中2年)③井上もえ(赤徳中3年)