第3期創生総合戦略案を答申

竹田泰典町長に「第3期創生総合戦略案」を答申する田中完座長(右)(30日、龍郷町役場)

人口減抑制、経済振興に特化
龍郷町

 第3期龍郷町創生総合戦略について策定作業を進めてきた「たつごう未来会議」(田中完座長、委員6人)は30日、戦略案をまとめ竹田泰典町長に答申した。人口減少の抑制と地域経済の振興に特化した内容となっている。基本方針は「ほこらしゃ(誇らしい、素晴らしい、嬉(うれ)しい)のまちづくり」。2060年の目標人口に「5453人」を掲げた。

 創生総合戦略は、町の最上位計画に位置付けられる「第6次総合振興計画」(2024~33年度)を上位計画として、個別計画との整合性を図り策定するもの。総合計画の重点戦略として位置付け、施策ごとの数値目標や重要業績評価指標(KPI)を設定している。

 有識者を委員とする未来会議は、23年8月から10回の会合を重ね、役場職員で構成されるワーキンググループとともに策定作業を進めてきた。

 答申された戦略案の基本目標は、▽「育む」(子育て・教育)▽「呼び込む」(観光・移住)▽「つくる」(経済)▽「守り、つなぐ」(文化・伝統)の4項目。

 具体的な施策には、▽ファミリーサポート事業や一時預かり事業の利用拡大▽教育民泊500人(24年度351人)▽企業研修50人(同10人)▽宿泊者数58万人(23年度約49万人)などが盛り込まれた。 

 竹田泰典町長は、「未来に向け過疎は避けて通れない。子育て・福祉を充実していく。誇るべき文化を磨き、次世代へつなぐことが人口減抑制策となる」と話した。

 計画期間は今年6月から30年3月。戦略案は、10日までホームページでパブリックコメント(意見公募)を行い、16日の総合戦略推進本部で策定される。