瀬戸内町「おでかけ町長室」

町の将来などについて意見を交わした鎌田町長(写真手前)と古仁屋高校生ら(提供写真)

町長と高校生が町の将来について意見交わす
「雇用創生と魅力発信不可欠」

 瀬戸内町は3日、鎌田愛人町長と町民が町政について意見を交わす「おでかけ町長室『町長と語ろうでぃー』」を同町の古仁屋高校で初開催した。高校生6人が参加。鎌田町長と町の将来などについて意見を交わした。

 おでかけ町長室「町長と語ろうでぃー」は町長が直接地域の会場に伺い、町政について一緒に意見交換をすることで町民参画によるまちづくりを推進し、せとうち未来展望2050の実現に掲げた「官民協働による推進体制を作ること」が目的。初回は鎌田町長の要望により、古仁屋高校で若い世代の意見を取り入れた。同校からは地域課題の解決策を考える部活動の「まちづくり研究部」部員ら6人が参加した。

 会の最初では緊張をほぐし、対話を楽しくするため、生徒たちがあらかじめ用意した「オフの日は何をして過ごしていますか?」などを町長に質問。鎌田町長は笑顔を交えながら丁寧に質問に答え、①学校や寮で感じていること②町にこうなってほしいことやアピールしたい活動③将来、島に戻りたいか―などのテーマで生徒は町長と直接対談。学校や寮で感じていることについては「高校生が開発した商品を主販担当者のサポートを受けながら、フェスティバルに参加して販売。商品がほぼ完売できたこと」、「卒業生や地域住民が集まる機会でもあり、非常に有意義な体験だった」。②について生徒からは「若者の『戻りたくなるようなまちづくり』のためには、雇用の創出と魅力の発信が不可欠」とし、鎌田町長は「町民と町が一体になることが重要」、「情報発信強化に向け、町職員も積極的に取り組んでいる」などと紹介した。③については、「文化財関係のインターンを経て、地域に貢献したいという気持ちが強くなった」、「都市部と地域の両方で学び・体験を通して『将来は島に戻りたい』という思いも芽生えた」などといった意見もあった。

 最後に鎌田町長は生徒たちに将来何になりたいか?を尋ね、「皆さんが夢をかなえられる環境を町が整えていく」などとメッセージを送った。

 町役場によると、高校生との対話機会は今後も継続的に設けていく予定で、「おでかけ町長室」も町内の各集落や団体など原則5人以上を対象に不定期で開催していく予定だという。