徳之島愛ランド広域連合議会

稼働延命へ基幹的設備改良工事が進む徳之島愛ランドクリーンセンター=26日、伊仙町

ごみ減量化とリサイクル推進を
基幹的整備改良工事を変更契約

【徳之島】徳之島愛ランド広域連合議会の6月定例会が26日、天城町役場の町議会議場で開かれた。議員1人の一般質問に続き、2025年度一般会計補正予算(第1号)及び徳之島愛ランドクリーンセンター(伊仙町目手久)の基幹的設備改良工事請負契約変更の2議案を審議し、いずれも原案通り可決した。

一般質問には井上和代議員が立ち、ごみの減量化や資源ごみのリサイクル・リユースに関する取り組み現状をただし、「心豊かな世界自然遺産の島として、徳之島をリサイクル先進地へ」と提言。高岡秀規連合長(徳之島町長)は、循環型社会実現へのモデルケース・大崎町の先進事例に触れ、「民間主導でリサイクルも推進されている。徳之島でも住民の意識づけが重要」との見解を示した。

施工中のクリーンセンターの基幹的設備改良工事は、老朽化した焼却炉2基のうち1基を整備して稼働延命を図るもの。工期は23年6月4日から今年10月31日まで。これまでの同工事の影響としては、2~3か月間焼却炉が停止し、ごみがピット内に滞留したこともあった。

さらには、現在不燃ごみ処理装置の不具合により、敷地内に不燃ごみが野積み状態となっている状況も明らかになった。連合事務局は「メーカー側によれば7月末には改善される見通し」と説明した。

25年度一般会計補正予算(第1号)は組み替えのみで、歳入歳出それぞれ33億7877万6千円とした。

クリーンセンターの同工事請負契約変更は、当初の29億375万8千円から32億623万2887円(3億2247万円増額)に。契約相手は三菱重工パワーインダストリー㈱リニューアブルエナジー営業部(神奈川県横浜市、大津典秋部長)。

増額の主な要因には、物価や資材費の上昇に伴うスライド条項の適用のほか、「水銀含有物の処理費」(約1億1千万円)や「ダイオキシン対策費」などが含まれている。