鉄人699人、猛暑に挑む

健闘を誓い合った選手たち(円内は選手宣誓する中山さん)=27日夕、天城町総合運動公園


地元の小中高生らダンスグループが軽快なオープニングダンスで景気を付けた

カーボパーティーで健闘誓う
第38回トライアスロンIN徳之島 29日号砲

 【徳之島】第38回「2025トライアスロンIN徳之島」(同実行委員会主催、徳之島3町共催)が29日午前8時、天城町ヨナマビーチでのスイムを皮切りに火ぶたが切られ、世界自然遺産の島を舞台に、鉄人たちが過酷なミドルコースに挑む。大会を前に27日夕、同町総合運動公園で競技説明会とカーボパーティーが開催され、選手や関係者ら約450人が参加。選手たちは互いの健闘を誓い合い、笑顔と緊張の中で大会本番へ士気を高め合った。

 同大会は1988年に「遅くても、あなたが主役」をキャッチフレーズに全長25・5㌔のミニコースでスタート。現在はミドルコース(総距離97㌔)へと成長。18年前からは島をぐるりと一周するバイクコース(75㌔)も採用されている。

 今年の参加登録者数(同日現在)は、▽総合の部487人、リレーの部212人(76チーム)の計699人。前回大会から約100人増加し、過去最大規模に迫る勢いだ。

 スイム2㌔、バイク75㌔、ラン20㌔という構成の中で、約3千人のボランティアたちが運営を支援。昨年からは陸上自衛隊奄美警備隊も加わり、今年はバイク隊を含む計44人が警備・運営に協力する。

 大会会長の森田弘光天城町長は開会あいさつで、「猛暑が予想されるなか、体調管理と勇気あるリタイアも重要。スイム、バイク、ラン、そして『どんちゃんパーティー』までがトライアスロンです」と呼びかけ、選手たちを激励。

 天城町出身で過去に総合8位の実績を持つ中山雄樹さん(33、大阪在住)が息子の北斗ちゃん(10カ月)を抱きながら選手宣誓。「応援してくれるすべての皆さんに感謝し、最後まで全力を尽くす」と力強くアピールした。

 競技説明会後のカーボパーティーでは、地元女性団体手作りの郷土料理や南国のフルーツが振る舞われ、選手らは交流を深めながら栄養を蓄えた。

 28日午前9時からは、小中学生対象の「第12回チャレンジKIDS徳之島大会」も開かれる。過去最多の144人が出場を予定している。さらに同日午後6時からは、同町松原闘牛場で「ウェルカム闘牛大会」も行われる(選手は無料)。