徳之島町ファミサポ 笑顔の運動会

増加傾向にある徳之島ファミリーサポートセンター利用者たち(ピヨちゃん運動会)=15日、徳之島町

子育て支援の輪広がる 幼児・保護者ら63人参加

 【徳之島町】徳之島町社会福祉協議会が主催するファミリー・サポート・センター(通称ファミサポ)の恒例行事「ひだまりピヨちゃん はいはい・よちよち運動会」が15日午前、町社会福祉会館であった。ゼロ歳児以上の幼児31人と保護者など、過去最多の63人が参加し、笑顔あふれるひとときを過ごした。

 子育て中の家庭を支援するファミサポ。育児の援助を受けたい「利用会員」と援助を提供する「サポート会員」が相互に助け合う。徳之島町は2011年度にセンターを設立し、送迎や産前産後の家事支援などを実施。コロナ禍で約3年間の休止も余儀なくされたが保育サポーター養成講座なども継続。24年度末時点で依頼会員177人、提供会員81人、両方の登録会員9人。利用者は年々増加している。

 同センターは毎週月曜から金曜の午前10時~午後4時、町社会福祉会館2階ホールを無料開放しているのも特徴。会員・非会員を問わず子育て中の保護者が気軽に立ち寄れ、育児の悩みを共有して相談したり、仲間づくりができる場として親しまれている。この季節は涼を求める〝クールシェアスポット〟的な利用も後押ししているもようだ。

 今回の運動会は、赤い羽根共同募金の配分金を活用した12月「クリスマス会」との同ファミサポ2大恒例イベントの一つ。開会式で町社協の安田司会長は「乳幼児と保護者が笑顔で楽しい時間を過ごし、きずなを深めましょう」と呼びかけた。

 会場では、「アンパンマンたいそう」「はいはい・よちよち競争」「はらぺこあおむし」「鈴割り」など、計7種目の競技が和やかに行われた。保育サポーターや民生委員などボランティアの支えもあり、乳幼児たちの無邪気なしぐさに歓声と笑顔が広がった。

 娘のあのんちゃん(1歳8か月)と参加していた東絵里奈さん(33)=亀津=は「友達に誘われて約1年前から参加しています。広い場所で走り回れるのが魅力で、育児の相談もできてありがたい」と話していた。