クラファンで保護ネコシェルター

奄美猫部は、クラウドファンディングによる保護ネコ用のトレーナーハウス導入を計画

大型トレーラーハウス導入へ
奄美猫部

 奄美大島で保護ネコ活動を続ける一般社団法人奄美猫部(久野優子部長)は、大型トレーラーハウスを導入した保護ネコシェルター設置に向け、6月17日からクラウドファンディング(CF=ネット上での資金調達)を実施している。17日現在の支援総額は115万2500円。目標の300万円到達に向け、さらなる支援を呼び掛けている。

 奄美猫部は2014年に発足。ノラネコの保護譲渡活動を始め、譲渡を前提としたネコカフェの運営、ACN(奄美猫問題ネットワーク)として外ネコの生息調査などを行ってきた。

 24年には、猫部が中心となり「奄美大島ペット防災の会」を設立。奄美市に呼び掛け、ペット同室避難所3か所を設置し、同伴避難訓練や他自治体への要請活動など精力的に活動している。

 導入を目指す大型トレーラーハウスは床面積約35平方㍍で、畳約19畳の広さ。健常ネコスペース(約20匹収容)と、猫免疫不全ウイルス感染症(通称・猫エイズ)スペース(約5匹収容)を設ける。

 奄美猫部は現在、譲渡前の保護ネコを、久野部長が経営する奄美市大熊の「cafe COVO TANA(コボタナ)」2階にある「猫カフェgatti(ガッティ)」で飼育、利用者とのマッチングの場としている。

 トレーラーハウスは、9月以降に実施する第2弾のCFを経て計約1660万円以上を調達、26年1月をめどにコボタナのオープンカフェスペースに設置する計画。

 久野会長は「現在、猫エイズのキャリア(保菌)が1匹おり、健常ネコの受け入れができない状態。皆さんの理解と応援をもらい、今後の保護活動の弾みにできれば」と支援を訴えている。

 8月31日まで=QRコード。

 ※「猫エイズ」=猫免疫不全ウイルス(FIV)に感染することで発症する病気。猫の免疫力を低下させ、さまざまな病気にかかりやすくなる。人には感染しない。