世界遺産3島で体験交流

28日、奄美市住用町のマングローブ原生林を見学する生徒たち

 

 

 

「島の魅力伝えたい」
徳之島、奄美大島、屋久島の高校生参加

 

 2025年度「二つの世界自然遺産“奄美・屋久島”自然体験型交流学習」(県環境林務部自然保護課奄美世界自然遺産室主催)は25~8月1日の8日間、徳之島、奄美大島、屋久島で実施している。奄美大島、徳之島、屋久島の高校生10人が参加し、島々をめぐり、さまざまな自然を体験し学ぶとともに交流を深めている。

 同交流学習は、2世界自然遺産の「顕著で普遍的な価値」を将来にわたり継承していくことを目的に、23年度から高校生を対象に実施。今回が3回目となる。

 今回は奄美、大島、大島北、徳之島、屋久島の5校から各2人が参加。3島の自然や文化などを体験、学習している。参加した生徒たちは、各学校での成果発表を予定している。

 28日は、悪天候により、奄美市住用町でのマングローブでのカヌー体験は中止となり、マングローブ原生林や奄美大島世界遺産センターなどを見学した。

 生徒たちは25日に徳之島入りし、闘牛との触れ合いや外来種駆除を、26日は下久志の夜の海で「いざり」を体験した。27日に奄美大島入りし、大和村の野生生物保護センターやアマミノクロウサギミュージアム「QuruGuru」を見学した。

 29日には屋久島入りし、31日まで、屋久島環境文化村センターや西部林道、ヤクスギランドなどを見学。体験した内容をまとめ、学習発表を行い、8月1日に、奄美大島と徳之島の生徒は帰途に就く予定となっている。

 参加した、星野陽香さん(徳之島2年)は「島の魅力を多くの人に伝えたいと思い参加した」と話し、「自分の住む徳之島でも“いざり”など初めての体験や知らなかった文化を知ることができた。29日からの屋久島を全力で楽しむ」。田村利久さん(屋久島2年)は「学校で配布されたパンフレットを見て、他の島も知りたいと思い参加した」とし、「それぞれの島の特徴や違いを知ることができ、新しい友達もできた」と笑顔を見せた。