奄美市で中学生模擬議会

奄美市議会の本会議場で開かれた中学生による「ひかり議会」

 

 

 

ジェンダー平等質問も
12校から15人参加

 

 

 市内の中学生による模擬議会「奄美市中学生ひかり議会」が5日、同市役所7階の本会議場で開かれた。市内12校から中学生15人が参加。模擬議会を通して、議会の仕組みや市の現状に対する理解を深めた。

 模擬議会は議員席に座った中学生と、市長はじめとした幹部職員が向き合い、本会議さながらの様相でスタート。保護者や各学校の教職員、また同市議会議員らが傍聴席から様子を見守った。

 議会の前に向美芳教育長があいさつで、「皆さんの思いを聞かせてほしい」と中学生たちを見て「一人一人の思いを発表し合い、お互いの考えを共有することで、解決の糸口が見えてくることを願います」と述べた。

 各学校から1人が代表質問。トップバッタ―の住用中・松山結奈さんは通学路の安全について質問。「通学路にあるガードレールが車の激突によって、数か月破損したままとなっている」とし、安全面からガードレールの補修はできないのかを尋ねた。

 また、笠利中の大山仁奈さんは①ジェンダー平等に向けた取り組みについて市では「女性管理職30%を目指す目標があると聞いたが、具体的な取り組みを知りたい」。②エネルギー対策について「下水汚染からバイオガスを作り、発電に使っていることを知った。今後どう活用されていくのか、他にクリーンエネルギーについての取り組みも教えてほしい」と当局へ質問。

 大山さんの質問に対して、「最近の新規採用職員は、女性が半数以上を占めている。今後はさらに女性職員の仕事の広がりや役割、管理職への登用や活躍を期待している」、エネルギー対策については「バイオガス発電事業を推進するとともに再生可能エネルギーの普及促進と地球温暖化防止に努めることとしている」との答弁があった。

 質問書を見ずに、まっすぐ前を向いて堂々と質問をしていた大山さんは「少し緊張したが、自分が思うことを質問することができてよかった」と笑顔で話した。