和泊町で譲渡会

保護された猫と触れ合う子どもたち(9日、和泊町)

猫に優しい島へ
触れ合い相性確かめる

 【沖永良部】保護された猫の譲渡会が9日、和泊町の古里字公民館であった。訪れた人たちは、生後2か月から2歳未満の保護猫10匹と触れ合いながら相性を確かめた。

 島内で野良猫の保護活動を行っている「えらぶのねこ部」(内野亜美代表)が主催した。

 地元の中高生5人が運営ボランティアとして参加。来場者に、それぞれの猫の特徴や譲渡までの流れを説明した。

 この日は、猫について知るミニ講座も開かれ、参加した子どもたちは、猫がほかの動物より強い繁殖力を持っている一方で子猫の生存率が低いことや、猫の殺処分を減らすために野良猫を捕まえ(Trap)、不妊・去勢手術をし(Neuter)、元の場所に戻す(Return)「TNR」活動の大切さを学んだ。

 運営ボランティアとして参加した赤山琴子さん(12)は「いままで猫を飼ったことはないが、譲渡会に参加して猫のことを知り飼ってみたいと思った」。撰雪琥(えらぶ・ゆきと)さん(16)は「猫が幸せに暮らせるよう自分たちでできることをやっていきたい」と話した。

 内野代表(42)は「多くの人が活動を応援してくれて感謝している。TNRを行うことで救われる命があることを知ってほしい」と語った。