手熟師会子ども講習会

作詞した歌詞を新元さん(中央)の三味線に合わせて歌う子どもたち

歌詞制作、唄で披露
新元さん講師、シマ唄親しむ

 奄美手熟師会(岬眞晃会長)の「子ども講習会」が28日、奄美市名瀬のムルフィールであった。一般社団法人巡めぐる恵めぐるの代表理事・新元一文さんが講師。子どもたちは曲の歌詞作りを通じて、島が誇る伝統文化・シマ唄の世界に親しんだ。

 唄者でもある新元さんは、地域の文化や楽しみ方を伝えていこうと2021年に同法人を設立。忘れつつある地域文化を学ぶ「ムルフィールゼミナール」などを主宰し、その魅力や価値の発信を続けている。

 この日は、定番のシマ唄『行きゅんにゃ加那』をベースに曲を作詞した。今の気持ちや思ったことを6・8・6・8・6・6の文字数に詰め込み制作。できた歌詞は、新元さんが弾く三味線の音に合わせてみんなの前で披露した。

 大好きなフィヨルドランドペンギンを題材に書いた得田佳歩ちゃん(6)は特徴の冠羽を歌詞で強調。「頑張った。(初めての歌詞挑戦に)楽しかった」と笑顔だった。

 新元さんは、「方言で書かれた歌詞も現代風に解釈してみると非常に面白いものが多い」と強調。「(歌詞を)文字や絵、造形で想像してみればシマ唄の見方も変わる。家でも試して」と呼び掛けていた。