朝日中吹奏楽部が定演

朝日小吹奏楽団との合同演奏をした朝日中吹奏楽部(16日、奄美川商ホール)

朝日小やOB・OGとの共演も

 奄美市名瀬の朝日中学校吹奏楽部(安留愛顧問、部員16人)の第25回定期演奏会が16日、同市の奄美川商ホール(奄美振興会館)であった。約400人が来場。アンコールを含む20曲を演奏。同部のOBやOG、朝日小吹奏楽団との共演もあり、ホールいっぱいに豊かな音色を響かせた。

 「朝吹(あさすい)」の愛称で親しまれる同部は今年7月の県吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、県代表として南九州小編成吹奏楽コンテスト(宮崎県)で3年連続金賞を受賞した。

 定期演奏会はオープニング、ステージ・オブ・“アサスイ”、アンサンブル、ジョイントステージの4部構成。序盤となったオープニングでは8月の南九州小編成吹奏楽コンテストで演奏した「フォスターラプソディ」と「ある女の生涯~能『巴』の物語によるファンタジー~」の2曲を本番と同じ状況で再現し、力強い演奏を披露。聴衆からは拍手が送られた。

 ジョイントステージでは朝日小吹奏楽団26人や同部のOB・OG9人らが共演。終盤では今回の定期演奏会で引退する3年生4人がこれまでの感謝と思い出を語り、安留顧問から一人一人にメッセージと花束が贈られた。

 同部の平野結海(ゆうみ)部長(14)は小学1年生からからトランペット、昨年からはフリューゲルホルンの二刀流で演奏し、部をまとめてきた。中学最後の定期演奏会を終えて「最初は緊張していたけど後半では今までやってきたことを全部出し切ろうと楽しんで演奏することができ、コンクールでは目標である最優秀賞には届かなかったものの金賞を受賞できた」と振り返り、後輩たちに向けて「3年連続金賞というプレッシャーもあるけれど自分たちらしく楽しんで演奏をしてほしい」とバトンを託した。

 OGとして参加した大島高1年の盛哲平さん(16)は「共演してみて、後輩たちの演奏技術の上達に驚いた。また、久しぶりに楽器に触れて演奏することができて、とても楽しかった」と話し、「音楽を続ける人は精いっぱい頑張ってほしいし、続けなくても自分のやりたいことを精いっぱいやってほしい」とエールを送った。