保護者や小学生らを前に研修報告する大和中の生徒(25日、村防災センター)
大和村の大和中学校(窪田雅彦校長、生徒27人)2、3年生を対象にした国際交流事業「台湾研修」の報告会が25日、村防災センターであった。村内4小学校の児童約40人と保護者など約100人が聴講。参加した生徒全員が、外国での同世代との交流、日本との文化・風習の違い、語学の大切さなど、初めての外国研修での学びを語った。
台湾研修は、外国の歴史・文化・風土に触れ、国際感覚を育むことを目的に、村単独事業として2023年度に初実施し、2回目。 今年度は、希望した14人(2年生9人、3年生5人)が参加し、11月22日~26日まで4泊5日の日程で行われた。事業費は712万円。
事前研修では、奄美大島在住の台湾出身者を招き、台湾の公用語「台湾華語」や生活のルールなどを学び、地元の味を再現した焼きビーフンを作るなどしていた。
訪問したのは、現代的な高層ビルが建ち並び、夜市などでにぎわう首都・台北市。生徒約1300人が通う市立建成國民中学校との交流会もあり、生徒は、英語で大和村を紹介し、シマ唄を披露した。同中からは、バンド演奏での歓迎を受けたという。
報告会では、台湾での思い出や将来への気付きを一人ずつ発表。ほとんどの生徒は、台湾の生徒全員が英語を話していたことに驚き、語学力の不足を感じたと話した。
必死にコミュニケーションをとったという2年の杉島希空(のあ)さん(14)は「海外での英語の必要性を実感した。語学力をつけ外国で試してみたい。連絡先を交換した台湾の友達との交友を深めていきたい」と話した。
中山恭平教育長は「この研修は、これからの人生に向け大きな一歩となった」と評価した。

