秘境のビーチをきれいに

こうとり浜でごみを回収する組合員たち

回収したごみを前に組合員たち

こうとり浜で清掃活動
龍郷町マリン事業組合

 陸路では行けない龍郷町芦徳の海岸「こうとり浜」で15日、龍郷町マリン事業組合(栄隆介会長)有志がビーチの清掃活動をした。組合員ら26人が参加し、浜辺へは小型船やプレジャーボートで上陸。秘境に漂着したプラごみや漁具などを拾い集めた。

 組合は、地域のマリンレジャー発展と海の環境保全を目的に昨年11月に設立。観光やマリンレジャー業を手掛ける8事業所で組織し、海での清掃活動や安全講習、マナー啓発などに協働で取り組んでいる。

 こうとり浜は龍郷湾内に位置する300㍍ほどの砂浜が広がる海岸で、船でしかたどり着けない奄美大島北部唯一の無人ビーチ。浅瀬には熱帯魚が群がり、人目を気にせず海遊びが満喫できるスポットとして毎年3千人ほどが訪れている。

 清掃は、漂着の原因でもある冬の北風が収まる時期に合わせて行った。参加者らは、ごみ袋を手に白い砂浜を歩き、ペットボトルや浮き、日用品といったプラスチック製ごみを中心に回収。観光名所になりつつある秘境のビーチをきれいにした。

 ごみはボートいっぱいに積み上られ持ち帰った。栄代表は「海を守るため組合員はルールを決め、守りながら取り組んでいる。奉仕活動も通して、持続可能な観光や環境保全に役立てば」と話した。

 この日は組合の総会も実施。地元小中学生をこうとり浜に招待するツアーの計画も議題に上がった。