固有種「アマミリンドウ」開花

西康範さんが撮影した「アマミリンドウ」

自生地でひっそりと

 奄美の秋を代表する植物のひとつで固有種の「アマミリンドウ」が開花する時期となった。さわやかな朝の光を浴びて奄美大島北部の自生地で咲く姿を9日、奄美市名瀬在住の西康範さんが撮影した。

 日当たりの良い場所を好み、道路沿いや林道の草地に点在する。奄美大島、徳之島、喜界島に自生。環境省の絶滅危惧種I類にリストアップされる。

 特徴は鮮やかな青色の花びらと、その内側を彩る緑色の斑点模様だ。

 西さんが撮影したアマミリンドウは高さ約20㌢、花の大きさは約5㌢で、太陽光を浴びるとさらに花を開くという。

 西さんは「道路沿いや林道に自生するため、知らずに伐採されてしまうことも少なくない。貴重な花ということが認知されて、美しい姿を残していけたら」と話した。