赤い羽根街頭募金開始

市内商店街での赤い羽根街頭募金活動

初日は3カ所で呼び掛け
奄美市共同募金委員会 11団体が協力へ

 「街頭募金にご協力をお願いします」―。奄美市共同募金委員会(会長・安田壮平奄美市長、事務局・市社会福祉協議会)は、3日から「2022年度赤い羽根共同募金」の街頭募金を開始した。初日は名瀬のファミリーマート港町店前及びティダモール中央通りの2カ所で募金を呼び掛けた。4、10、11日の計4日間、グリーンストア入舟店やファミリーマート平田店、朝仁店などで11団体が協力し、募金を呼び掛ける。

 

 出発式で同委員会副会長で市社協の福山敏裕会長は「各団体の皆さんの協力が心強い。募金はさまざまな地域活動に有効活用する。コロナの感染に注意しながら活動して」などと述べた。

 初日は、午前11時過ぎからティダモール中央通りグリーンストア末広店前及びのせ文具店前で街頭募金を開始。市老人クラブのメンバー5人が募金協力を呼び掛けた。市老人クラブ連合会の俵久子会長は「地域の人の役に立ちたいという思いで参加している。コロナ禍で人通りも少ないが、募金に協力いただけるよう活動する」と話した。

 募金に協力した下田杏ちゃん(6)は「募金できてうれしかった」と笑顔を見せた。

 期間中、募金呼び掛けに協力する団体は「市手をつなぐ育成会」「市老人クラブ連合会名瀬支部」「奄美難聴者中途失聴者協会」「奄美こども劇場」「みらい子ども食堂」「市認知症の人と家族と支援者の会」「くっかる食堂」「市身体障がい者協会」「町内会・自治会連合会」「市地域女性団体連絡協議会住用支部」「更生保護女性会」。

 事務局によると、21年度赤い羽根共同募金の募金総額は448万円余り、うち街頭募金額は20万円余り。今年度の街頭募金の目標額は15万円で、ケアマネージャーに調査協力依頼し、寝たきり高齢者への防水シーツ購入費、施設入所者への見舞金に活用するとした。