迫力満点の巨体の激突で約4千人を熱狂させた「全島一」決定戦(右・二代目力道山)、円内はあずままどかさん=4日、徳之島なくさみ館(伊仙町)
「全島一」王者の交代劇で沸かせた
【徳之島】徳之島名物のゴールデンウィーク(GW)闘牛大会3日目の4日、最大の目玉「第40回徳之島全島一・ミニ軽量級優勝旗争奪戦天城町大会」(天城町闘牛協会北部支部主催)が徳之島なくさみ館(伊仙町目手久)であった。ミニ軽量級(700㌔以下)から1㌧超の最強無差別の「全島一」決定戦まで8組が激突。超満員の約4千人を熱狂させた。
午後1時に対戦開始となった。徳之島闘牛最強のタイトルを懸けた結びの横綱戦「全島一」決定戦は、挑戦牛「二代目力道山」(竿津脇牛友会)=天城町松原=が対戦開始7分39秒、王者「豊島幸輝心」(徳之島町亀津)を若さとパワーで押し込み、3度目の防衛を阻止して新王者に就いた。
「二代目力道山」入場の際は、初代「力道山」(2019年に全島一・日本一タイトル獲得)の入場ソング『松原の星』を手掛けたシンガー・ソングライターのあずままどかさん(徳之島出身)が自らライブ演奏。勇壮・軽快な入場ソングの応援を含め「総合力で二代目も新全島一に…」と関係者。
国政や県政の要人ら来賓の中で、幼少の一時期伊仙町で過ごした塩田康一知事は「ちっちゃい頃は隙間から闘牛を見ていた。力道山の牛主たちとの交流で初代の背中にも乗った。二代目も勝ってうれしい」と声を弾ませた。
「ミニ軽量級」タイトル戦は王者「友良牛」(伊仙町古里)が苦戦を跳ね返し、19分36秒で4度目防衛に成功。大関戦は「海進山」(天城町・湾屋川牛舎)が「伊波進号」(沖縄)を5分14秒で退けた。
GW闘牛大会は5日午前10時からの「こども日フェスティバル闘牛大会」(同会場)で千秋楽となる。

