舟貝さんが「貝の授業」

龍郷町の大勝小学校で貝の授業をした㈲カイデザインの舟貝英伸代表

魔除けやお守りにも
龍郷町大勝小で

 龍郷町の大勝小学校(徳永由美子校長、児童145人)で12日、東京都葛飾区の㈲カイデザインの舟貝英伸代表(65)が貝の授業を行った。児童と保護者、職員20人が参加し、貝のことについて学び理解を深めた。

 奄美大島に何度も来島し、お世話になっているという舟貝さん。「趣味で集めた貝を子どもたちに見てもらい、変わった生態や皆さんが見えない世界を教えて島に還元したい」という思いがあり、今回の授業の開催となった。

 貝の定義(貝って何?)から授業ははじまり、▽どこにすんでいるの▽寿命は▽どれだけ大きくなるの▽何を食べているの▽人と貝の関わり▽養殖▽何種類食べられる?毒はあるのか―などをスライドや写真、持参した貝を見せながら説明した。

 舟貝さんによると、貝は軟体動物門に属する動物で約10万種ほど生息し、陸、川、池や湖、海にすむ身近な生き物。2年~10年ぐらいの寿命の貝が多いが、数十年、百年以上生きる貝もいるという。

 人との関わりとして、楽器、アクセサリーなどや、装飾、貨幣、魔除けやお守りなどに利用。日本では300種以上の貝が食され、世界中で最も多い種類の貝を食べているそうだ。もともと持っている毒は加熱により無毒になるが、ため込むタイプの毒は加熱しても毒性は残ると説明。

 舟貝さんは「貝は同じ種類でもそれぞれ違う。人もそれぞれ外見も性格も違うけど個性として仲良く協力し合って」と話し、「これから島を出た時に広がる世界の中で興味があることを学び、さらに視野を広げてほしい」と貝を通じて伝えたいこととした。

 6月29日から来島している舟貝さんは既に7校の小中学校で貝の授業を行い、16日に龍郷町の円小で授業を予定。この日大勝小に約300種の貝を寄贈し、18日には東京へ帰省する。