沖高でキッチンカー営業

沖永良部高校でキッチンカーを使った昼食販売を始めた橋本真太郎さん(9日、同校)

離島でもチャレンジできる環境を
一般社団法人イイタバ沖永良部

 【沖永良部】一般社団法人イイタバ沖永良部(橋本真太郎代表)は、今月4日から沖永良部高校内でキッチンカーを使った昼食の試験販売を開始した。橋本代表(28)は「食事の面から沖永良部の子どもたちが夢にチャレンジできる環境を作りたい」と話した。

 同法人は、食やスポーツを通じて沖永良部島の地域課題を解決することを目的に設立。地場産食材を使用したキッチンカー「パワー飯食堂」事業を展開している。

 校内での試験販売に向け、昨年から行政や学校、県と協議を重ねてきた。

 キッチンカーは、月~金曜日の午前11時から午後2時まで営業し、月~木曜日は地元産ジャガイモを使ったコロッケパンを生徒200円、教員300円。金曜日はカレーライスを生徒300円、教員500円で提供する。

 9日の昼休み時間には、生徒が次々とキッチンカーを訪れ、コロッケパンを買い求める姿が見られた。

 生徒らは「出来立てが食べられるのはうれしい」「日によってお弁当にしたり、キッチンカーを利用したり選べるようになったし、家庭の負担も減らせるので良かった」と喜んだ。

 徳留健作校長は「島の後輩たちのためにという橋本さんの熱意で実現できた。初めての試みでもあるので、これからの状況を見ていきたい」と話した。

 橋本代表は「昼食を販売できるようになったのも、パートナーとして支えてくれた企業や農家のおかげ。今後も子どもたちのために頑張っていきたい」と語った。