サガリバナ見頃

アマホームPLAZA敷地周辺に植栽されたサガリバナ。一本の木から多くの開花が見られた(提供写真)

アマホームPLAZA植栽
「猛暑に涼風運ぶよう」

奄美市名瀬柳町にあるアマホームPLAZA(市民交流センター)敷地内に植栽されたサガリバナが開花し見頃を迎えている。12日夕には一本の木から多くの花が咲いた様子が撮影され、「淡い紅色の花が爽やか。猛暑に涼風を運ぶよう」との声が聞かれた。

多機能型交流拠点施設として2021年10月にオープン。施設によると、開設に合わせて27本が植えられた。当初から手入れを重ねているのが森田紘一さん(82)。森田さんは「2日に1回は水をまき、さらに月に1回、液肥を与えている。今年は開花が遅く6月下旬から、東側から徐々に咲くようになった」と話す。開花後、種子が取れるのが秋以降。「建物には二つの入り口があるが、種子を袋に入れて『もらっていいですよ』と記入すると、市民が持っていく。サガリバナは喜んでくれます」と森田さんは語った。

開花は現在が見頃。「木によってツボミの状態が異なる。8月下旬頃まで花を楽しめるのではないか」(施設職員)。淡い紅色、白色の花は垂れ下がって咲くが、観賞できるのは一日だけ。周辺に漂う芳香が開花を告げる。

サガリバナは、熱帯、亜熱帯地域に自生(マングローブの後背地や湿地など)する常緑高木で、国内では奄美大島が北限とされる。「幸運が訪れる」という花言葉や、一夜で散るものの花の美しさから庭先などに植栽する人も多い。