夏季の海難事故ゼロへ

海難事故防止のパンフレットを来島者らに手渡し、安全を呼び掛ける海保職員や奄美署職員ら(26日、奄美市笠利町の奄美空港)

奄美空港で来島者に啓発活動
海保・奄美署

奄美海上保安部は26日、奄美市笠利町の奄美空港で「マリンレジャー事故防止活動」を奄美署と合同で実施した。夏季の海難事故ゼロを目指して来島者に170セット用意した啓発用のパンフレットを手渡し、職員が「ライフジャケットの装着をお願いします」などと呼び掛けた。

事故防止活動は、同保安部による7月16から31日までの海の事故ゼロキャンペ―ンの一環。近年、奄美群島ではマリンレジャーに伴う海難事故の多くが島外からの観光客が起こしていることなどから、同保安部では奄美大島を発着する各航空会社による海難防止のアナウンスや2023年から奄美署、大島地区消防組合と連携して啓発活動を奄美空港などで実施している。

この日は海保、同署の職員計6人が啓発活動。空港の到着ロビーで遊泳中の事故防止のポイントや、安全に海を満喫するための注意事項を記したパンフレットやうちわを東京からの来島者に向けて手渡し、「事故が増えているので気を付けてください」などと呼び掛けた。

同保安部の古川忠文交通課長(50)は「夏休みに入ってマリンレジャーをする人が増えてくる。観光で来島する人は風が強い時や波が高い時とかは十分注意してもらいたい。小さいお子さんから目を離さないこと、ライフジャケットの装着を呼び掛けている。注意事項を守って楽しく過ごしてほしい」と語った。

同保安部によると、24年のマリンレジャーに伴う海難事故人数は9人。遊泳中4人、釣り中2人、ダイビング中1人、サーフィン中1人、磯遊び中1人だった。