パレードを盛り上げた市役所ハブ隊(3日、奄美市の名瀬郵便局前)
奄美市市制施行20周年記念「第62回奄美まつり」(同協賛会主催)は最終日の3日、名瀬中心市街地でパレードが行われた。23団体約500人が趣向を凝らした衣装に身を包み行進、音楽や踊りを披露した。約3時間のパレードに沿道を埋めた約2千人の観客も歓喜、最後はともに舞い踊るフィナーレとなった。
パレードは、4日間続いた祭りの最後を飾るクライマックス。午後4時頃、チアダンスチーム「Amami Rabbits」のメンバー25人によるパフォーマンスでオープニング。開会宣言があり、楽隊やみこしが繰り出し、第1部がスタートした。
先頭を切ったのは、市の若手職員によるハブ隊。法被姿で2匹の巨大ハブを巧みに操り、縦横無尽に動き回った。はしゃぎ回る子どもたちをとぐろで巻いて囲い、バケツで水を掛ける恒例のパフォーマンスで観客を沸かせた。
奄美大島阿波踊り奄美連はテンポのいいリズムで、力強い男踊り、優雅な女踊りで観衆を魅了。本場奄美大島紬協同組合の行進には、オープンカーに乗った紬美人たちが勢ぞろいし、美しい大島紬姿で花を添えた。
よさこいチーム「Gush neo」は躍動的なダンスを披露、陸上自衛隊奄美駐屯地のパレードには、福岡県の飯塚駐屯地音楽部も加わり、吹奏楽を披露した。
第2部は午後5時半から。協賛会会長の安田壮平奄美市長が「絆、つながりを確かめ合う祭りになれば」とあいさつ。若手唄者によるステージでは、「六調」が繰り返し演奏され、観客もステージと一体化し笑顔で踊った。
7月31日の演歌ステージで幕を開けた祭りは、花火大会、舟こぎ競争、八月踊りなど、全てのイベントが天候に恵まれた。最終日の夜、踊りの輪には老若男女が集い、奄美ならではの祭り納めとなった。

